【2021年空総監受験】出題パターン6ータイムリーな課題解決問題の解き方

本日2回目の投稿になります。

今回の記事では、出題分析7パターンのうちの”タイムリーな課題解決問題”について解説します。

7つの出題パターン

  • 実務実績問題
  • コラム問題
  • アカデミック系の問題
  • 知識系の問題
  • 行政課題解決問題(パワポ)
  • タイムリーな課題解決問題(パワポ)  <<== 今回はココ
  • その他の問題(パワポ)

タイムリーな課題解決問題は、基本的には課題解決問題なのですが、時事問題などにテーマが限定された問題です。
過去には、震災復興(H24)、安心・安全・快適への貢献(H25)といった出題がありました。

出題例

以下は、タイムリーな課題解決問題の出題例(H25年度問3)となります。

空総監試験H25問3より引用

この問題は、テーマが限定されているため前回ご紹介した行政課題解決問題より書きにくいかもしれません。

行政課題解決問題で問われていること

この問題は、前回ご紹介した行政課題解決問題と同様、要求仕様の策定能力が問われています。

”要求仕様の策定能力”とは、以下の4つの能力となります。

  1. 現状の課題の発見
  2. 課題の分析・明確化
  3. 空間情報(技術)の適用
  4. 効果(課題解決方法)の提示

答案例

答案例を以下に示します。

1ページ目(受験番号、氏名、専門分野)
2ページ目(提案の全体像の説明)
3ページ目(課題の説明)
4ページ目(課題解決に適用できる空間情報)
5ページ目(課題解決の詳細1)
6ページ目(課題解決の詳細2)
7ページ目(課題解決の詳細3)
8ページ目(まとめ)

答案作成のポイント

答案作成のポイントは以下の3つです。

答案作成のポイント

  • ユースケースを想定する
  • ユースケースごとに課題と結論を示す
  • 事前の情報収集

以降、個別に説明します。

ユースケースを想定する

設問では、”空間情報技術を社会にアピール”、”あなたの考えを自由に表現せよ”といった問いかけをしていますので、つい技術紹介に終始した答案を作成しがちです。

しかし、この問題はあくまで課題解決能力を問うものですから、技術紹介だけに終始しては課題解決能力をアピールできず合格点に達しない恐れがあります。

空間情報技術を課題解決に結びつけるためには、以下のように具体的なユースケースを想定し、空間情報技術を適用する記述が必要です。

ユースケースの想定方法

  • 課題(答案例では災害対策)を決める
  • 課題解決のユースケース(場面)をいくつか決める
  • ユースケースに適用する空間情報技術を決める

ユースケースへの適用を想定することで、単なる空間情報技術の紹介から課題解決に向けた実装という形に昇華させます。

ユースケースごとに課題と結論を示す

2つ目のポイントは、ユースケースごとに課題を定義し結論を示すことです。

ユースケースごとに課題、適用する空間情報技術とその方法、効果(結論)を示すことで、課題解決能力をアピールすることができます。

ユースケースごとのスライドの書き方を以下に示します。

ユースケースごとのスライドの書き方

  • 冒頭に課題を定義する
  • 続いて適用する要素技術を記載する
  • スライド下部に結論を書く

1スライドに課題の設定と適用する技術、結論まで書くので、文字数としては少し多くなってしまいました。。

事前の情報収集

3つ目のポイントは、事前に情報収集することです。

この問題は、大きな社会的な問題から出題されていますので、新聞やニュースから情報を収集しておくことが対策として必要です。

2021年現在ですと、コロナ関連、線状降水帯、宇宙空間の活用あたりの話題が多くなっているので、ネットからニュースや白書などの情報を集めてPDF化しておく必要がありそうです。

まとめ

今回は、タイムリーな課題解決問題について答案例を解説しました。

この問題は、課題解決問題の変化球的な問題ですので、あくまで課題解決を中心に答案をまとめていくべきだと思います。

次回は、”その他の問題”を解説します。

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