空総監対策9−2015年問3
今回は、空総監試験の2015年度の問3にチャレンジしてみましょう。
目次
問題
2015年の問題を以下に引用します。
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http://www.jsurvey.jp/gissv/test.pdf
回答案
では、答案を作成してみましょう。まずは骨格を作成します。
- 受験番号、氏名、専門を簡単に記載
- はじめに
- リレーショナルデータベース(RDBMS)と空間拡張
- 空間拡張のメリット
- RDBMSの空間拡張の沿革と利用可能な製品
- データの作成、コマンドラインによる検索
- QGISを使った検索・表示
- 実業務への適用例
上記をもとにした回答案は、以下となります。
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設問では”簡単な経歴”との指定でしたので、そのように記載しました。
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スライドの全体像を説明しています。
出題者が求めていないかもしれませんので、減点リスクはあります。
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空間拡張の沿革と概要を説明しています。
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空間拡張を使うことによるメリットを書いています。
SQLで空間検索などができるという点がメリットではあるのですが、本来は少し考察が足りないです。
実業務でのメリットは、以下ようなことではあります。
- SQLの知識しかない開発者を使ってGISの開発ができる
- GISはRDBMSに実装済みの機能(類語辞書、パーティショニング、バックアップなど)を何もせずに享受・実装される
- GISの開発言語の選択肢が広がる(機能をAPI化すれば、ほとんどの言語で開発が可能)
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ロゴ等は微妙ですが、まあ答案限定なのでOKという前提で使っています。
”知ってるんだぞ幅広く”のアピールです。
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SQLの実例も交えて、知識が表面的でないことをアピールします。
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デモを交えることで、知識だけでなく技能もあることをアピール。
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実業務でも使っていて、”こんな使い方もあるのか!”といった感嘆を引き出せれば尚よし。
まとめ
今回は、問3について実際に答案を作成してみました。
まだパーフェクトとはいえない状態です。
リスクのある構成をしていますが、正直この程度で合格点がほしい思っています。